投資家の皆様へ

経営方針

当社グループは、「良質な地域医療インフラの構築を通じて地域住民のQOL(Quality of Life)向上に貢献します~すべては地域の人々の笑顔のために~」を創業以来の企業理念とし、医薬品卸会社と調剤薬局の間の非効率な医薬品流通過程を抜本的に合理化する医薬品等ネットワーク事業と、地域に密着した調剤薬局事業の2事業を中核事業として展開しています。 私たちは医療人としての責任と誇りを胸に、これら良質な医療インフラを整備・構築していくことで、地域の皆様のQOL向上に貢献してまいります。

第四次中期経営計画(平成27年4月~平成30年3月)

医薬品ネットワークの拡大と「未病・予防ー医療ー介護」の
地域薬局機能の充実によって
地域医療を支える企業として、
新たなステージへ

基本方針
  1. 医薬品ネットワークに資源を投下し、経営環境が厳しくなる中堅、中小薬局への営業強化及び新規サービス提供により加盟店を拡大させます。
  2. 医療安全、接遇、服薬指導、在宅、待ち時間短縮等、これまでの取組を更に強化し、より高いレベルでの「なの花スタンダード」を全店舗で確立します。
  3. 地域包括ケアシステムの中で必要とされる医療・介護・予防機能(コミュニティ・ケア機能)を、既存店の状況に応じて最大限充実させるとともに、これらをフルパッケージで提供する次世代モデル薬局の新規店舗開発を行います。
  4. 既存店への医療機関誘致による医療モール構築を加速すべく、医師開業支援業務を更に強化します。
  5. 今後の報酬改定を見据え、徹底的なコストコントロールを図ります。

重点施策

1.医薬品ネットワークの拡大

  • 戦略提携企業(芙蓉総合リース株式会社※1、株式会社イーエムシステムズ※2)、取引金融機関との取組強化及び営業協力先との連携により、中小薬局に加えて中堅規模の薬局もターゲットに加盟促進を図ります。
  • 新しいシステムインフラの導入及び営業人員の増強を図り、加盟店増加を支える体制を整備します。
※1平成27年1月30日公表「 株式会社メディカルシステムネットワークと芙蓉総合リース株式会社との戦略的包括提携に関するお知らせ」参照
※2平成27年4月28日公表「株式会社イーエムシステムズとの業務提携に関するお知らせ」参照

2.「なの花スタンダード」の深化

  • 調剤過誤防止のためのシステム面・運用面の更なる改善と、プレアボイド※3の意識醸成を図り、医療安全を徹底して追求します。
  • 全社的な接遇レベルの引上げに加えて、従業員のホスピタリティマインドを高め、マニュアルを超えた接遇を目指します。
  • 平成30年3月期までに『在宅実施店舗率 100% 』、『在宅未経験薬剤師数 0 』を目指します。
  • 薬局におけるコミュニケーションスキル、服薬指導のレベルアップに加え、多職種連携の中で高い専門性を発揮できることを目指し、教育プログラムの充実を図ります。
※3プレアボイド:患者の検査値やアレルギー等の情報から副作用を初期の段階で発見し重篤化を回避する等、薬学的観点から患者の安全に貢献した事例を集積する活動
社内コミュニケーションを重視します
在宅推進パンフレットと注射調剤勉強会の模様

3.店舗開発及び医師開業支援のさらなる強化

  • 既存薬局については、地域包括ケアシステムの5つの柱である医療、介護、予防、住まい、生活支援のうち、主に医療、介護、予防の3機能(コミュニティ・ケア機能)を付加、充実させる取組を進めるとともに、引き続きクリニック誘致を行いメディカルモール化を図ります。
  • 新規出店については、メディカルモールを中心とした店舗開発を推進するとともに、コミュニティ・ケア機能をフルパッケージで提供する医療、介護、予防機能の充実したモデル薬局の開発を行います。
  • 医療と介護の複合型施設については、オフバランス化を前提に事業採算性を検証し展開を図ります。

4.調剤薬局M&Aの推進

  • 採算性を重視した上で、高齢者医療需要が見込まれる首都圏、愛知県、京阪神、福岡県に重点投資します。
  • 在宅医療や介護事業との連携等、特徴のある調剤薬局のM&Aを積極的に推進します。

5.SMO事業(治験施設支援事業)の立て直し

  • 医薬品開発の市場環境を踏まえ、大規模病院を中心に提携医療機関の施設開拓及び案件受注を推進します。
  • 業務提携先である株式会社綜合臨床ホールディングス※4 との案件の相互紹介により受注の増加を図るとともに、人材交流・教育に関する取組を推進し人材の一層のスキルアップを図ります。
※4平成27年3月26日公表「株式会社綜合臨床ホールディングスとの業務提携に関するお知らせ」参照

6.徹底的な効率化

  • 調剤本部システムによる本部・店舗事務効率化を進めます。
  • グループ内組織再編・本部機能集約を検討します。
調剤本部システム

7.財務健全性の確保

  • 芙蓉総合リース株式会社との協力によるサービス付き高齢者向け住宅及びメディカルモール等に関する不動産リーススキームの導入等により、財務の健全性確保を図ります。

数値目標 最終年度:
平成30年3月期 連結ベース

(百万円) 平成27年
3月期
(実績)
平成28年
3月期
(実績)
平成29年
3月期
(修正予想)
平成30年
3月期
(目標)
売上高 75,548 87,715 90,000 105,000
  うち医薬品等
ネットワーク事業※
調剤薬局事業※
 
2,814
71,743
 
3,235
82,002
 
3,281
82,970
 
3,600
99,500
営業利益 2,641 3,783 2,300 4,000
  うち医薬品等
ネットワーク事業※
調剤薬局事業※
 
1,549
2,377
 
1,776
3,412
 
1,731
2,536
 
2,200
3,000
経常利益 2,540 3,860 2,300 3,800
経常利益率 3.4% 4.4% 2.6% 3.6%
当期純利益 885 1,720 650 1,500
医療ネットワーク
加盟件数
1,200 1,400 1,750 2,200
地域薬局店舗数 345 353 385 500
※内部取引消去前ベース

連結決算数値の推移