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 平成17年9月期中間決算に関しまして、代表取締役 田尻稲雄よりご報告申し上げます。

 当中間連結会計期間におけるわが国の経済は、国内においては企業収益の改善や設備投資の増加など、景気回復の一面も見えましたが、国外においては原油価格の高騰や米国経済の財政収支・経常収支の赤字拡大など、景気回復には不安定な状況が続いております。
 このような経済状況のもとで、わが国は年々急速な高齢化が進展し、医療費をまかなう主たる財源である保険料は伸び悩んでおり、医療保険財政は極めて厳しい状況にあります。その中、当社の関わる医療業界においては、国民の医療制度を維持していくために、さまざまな医療制度改革を行っております。
 当社の主要顧客先である調剤薬局のマーケットは、医薬分業率が50%を超え、着実に国民レベルで医薬分業が「推進」から「定着」の時代へ入りました。一方、医療制度改革の動きを受け診療報酬の引き下げ等、調剤薬局自らが経営手法の見直しを迫られる時期にさしかかっております。
 当社は、こうした状況下、従来のビジネスモデルである医薬品ネットワーク業務を広く全国に推進していくため、平成17年2月三井物産株式会社との合弁会社である株式会社エムエムネットを設立し、また、さまざまな角度からグループ全体の業容を拡大すべく、調剤薬局事業においては、M&Aによる子会社化や新規出店等を進め、99店舗の調剤薬局を有するまでになりました。
 その結果、当社グループの当中間連結会計期間の売上高は8,615百万円(前年同期比22.7%増)、経常利益368百万円(前年同期比25.3%増)、中間純利益152百万円(前年同期比41.5%増)と、増収増益となりました。

 なお、事業の種類別セグメントの業績は次のとおりであります。

(1)医薬品等関連事業
 当中間連結会計期間において、医薬品ネットワーク契約新規契約数は、調剤薬局11店舗となり、2005年3月31日現在の契約店舗数は、調剤薬局185店、7病・医院、合計192件となりました。前期末までに医薬品ネットワーク契約を締結した加盟店舗からの医薬品受発注取扱いが通期に寄与し、また新規契約数が増加したことにより医薬品受発注取扱高が増加しました。この結果、当中間連結会計期間の売上高は217百万円(前年同期比18.6%増)、営業利益85百万円(前年同期比37.8%増)となりました。                                           

(2)調剤薬局事業
 当中間連結会計期間において、株式会社ファーマホールディングは調剤薬局運営会社5社をM&Aし、同社の子会社である3社(株式会社グランドスラム、有限会社コスモス調剤、有限会社一の秋野)を株式会社コムファ(旧株式会社グランドスラム)へ合併しました。併せて株式会社ファーマホールディングの調剤薬局店舗を株式会社コムファへ譲渡し経営の効率化を推進しました。この結果、調剤薬局運営会社は、15社99店舗(うち北海道88店舗)になりました。調剤薬局の増減の内訳は、新規開局によるものが北海道5店舗・東京都1店舗、M&A等によるものが北海道15店舗となっております。なお、この他にケアプランセンター3店舗(うち当中間連結会計期間は新規1店舗)を有しております。この結果、当連結会計期間の売上高は8,169百万円(前年同期比24.1%増)、営業利益302百万円(前年同期比36.7%増)となりました。

(3)賃貸・設備関連事業
 当中間連結会計期間は、計画どおり推移したものの、当社グループの調剤薬局会社M&Aにより、M&A対象会社の売上高46百万円が内部取引となったため、売上高は228百万円(前年同期比11.6%減),営業利益4百万円(前年同期比85.1%減)となりました。

 医薬品業界を取り巻く環境は、医療制度改革が推進される中、当面は厳しい環境が続く見込みです。しかしながら、当社グループの有しているビジネスモデルは、医療機関の経営環境の悪化にも十分に対応できるように構築しております。
 更に、調剤薬局マーケットにおいては、医薬分業の伸長により、これから開設される調剤薬局は勿論のこと、既存の調剤薬局に対するアプローチも十分可能だと自負しております。 従来のビジネスモデルだけではなく、「B2B2C」(医薬品卸売業と医療機関と地域住民)を構築した新しい医療マーケットビジネスを全国で展開してゆきます。また、三井物産株式会社との共同出資により設立した株式会社エムエムネットを軸とし、さまざまな異業種との提携等を幅広く行い、全国展開への足掛かりにいたします。
  以上のような状況から、平成17年9月期の業績見通しにつきましては、売上高16,727百万円(前期比18.7%増)、経常利益710百万円(前期比19.8%増)、当期純利益300百万円(前期比18.7%増)を見込んでおります。

2005年5月16日田尻 稲雄

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