投資家の皆様へ

トップメッセージ

1.平成24年3月期の業績について

 決算期変更に伴い6か月の決算となりましたが、主力である医薬品等ネットワーク事業及び調剤薬局事業がともに順調に推移したことから、売上高 25,410百万円(前年同期比10.8%増)、営業利益1,357百万円(同15.4%増)、経常利益1,314百万円(同18.1%増)となり、4期連続の増収増益を達成しました。当期純利益に関しましても、法人税率の引き下げに伴う税金負担の発生(70百万円)があったものの、518百万円(同 1.1%増)と増益を維持することができました。

2.今期(平成25年3月期)の方針について

 医薬品等ネットワーク事業に関しては、金融機関やシステムベンダー等からの情報を活用し、加盟件数1,000件(4月2日 時点:900件)、医薬品取扱高全国No.1及び全都道府県への加盟拡大(同:41都道府県)に向けて、中小薬局を中心に加盟件数の拡大に邁進いたします。調剤薬局事業に関しては、4月に入って (株)アポファーマシー(本社 神奈川県、8店舗)、 (株)富岡調剤薬局(本社 群馬県、6店舗)、 (株)エムアンドスリー(本社 北海道、6店舗)を相次いでM&Aにより取得、規模拡大に弾みがついてきており、引き続き新規出店・M&A等の活用による規模の拡大を目指すとともに、 間接経費の圧縮、人員の適正配置等により更なる経営体質強化に取組んでまいります。また、地域に密着し顧客から選んでいただける調剤薬局を目指し、調剤 過誤防止のためのシステム投資を積極的に行うとともに、在宅医療への取組強化、従業員のホスピタリティマインド養成等により更なる薬局サービスの品質向上に取組んでまいります。

3.第三次中期経営計画について

 この度、第三次中期計画を発表いたしました。第一次、第二次中期経営計画はいずれも計画最終年度を待たずして達成することができました。今計画 のポイントは10年後の姿を想定し「医薬品サプライチェーンマネジメントのキープレイヤーとして、我が国医薬品流通の合理化に大きく貢献」し、「調剤薬局業界のリーディングカンパニーとして、顧客支持、規模、知名度の全てで業界No.1となる」最初の中期経営計画となります。現在の医薬品卸と医療業界間の最大の課題は2年ごとの薬価改定に対応した「安定した価格で安定供給する」システムができていないことです。私たちの「医薬品ネットワーク」は、この状態を解決するために経済的合理性に基づく価格形成の仕組みを医薬品卸側に提案し、早期に国内最大の医薬品を取扱う購入窓口に成長することにより、「安定した価格で安定供給する」サプライチェーンマネジメントの構築を通じて流通改善を達成いたします。また、調剤薬局事業は、従来の医療モールづくりと新たに医療施設と介護施設の集積したモデルの提案をもって、「まちづくり」に貢献いたします。今後10年を想定し、「この国のかたち」づくりの大 切な根幹である社会保障制度を支える企業として大きく成長する所存ですので、ご指導の程、よろしくお願いいたします。

2012年5月18日田尻 稲雄

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