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平成29年3月期の業績について

 第四次中期経営計画の2年目となる当連結会計年度の業績は、2016年4月に実施された薬価・調剤報酬改定の影響を大きく受けることとなりました。主力である医薬品等ネットワーク事業は新規加盟件数が大幅に増加し、年間純増件数が過去最高を更新した反面、C型肝炎治療薬の取扱高が一巡したこと等により、売上高・利益とも前期比ほぼ横ばいとなりました。また、調剤薬局事業ではかかりつけ機能の発揮に注力してまいりましたが、処方箋応需枚数が伸び悩み、薬価・調剤報酬改定の影響から減収減益の決算を余儀なくされました。
 これらにより、売上高は88,865百万円(前期比1.3%増)、営業利益2,113百万円(同44.1%減)、経常利益2,109百万円(同45.4%減)、当期純利益※571百万円(同66.8%減)となりました。
 一方で、医薬品ネットワーク加盟件数は1,770件(2017年3月末時点、前期末比+370件)に達し、更なる拡大が期待できることに加え、調剤報酬改定への対応が着実に進展し、改定前の利益水準に近づきつつある等、平成30年3月期に向けて業績は回復基調を示しております。

平成30年3月期の見通しについて

 平成30年3月期は、第四次中期経営計画の最終年度にあたります。同計画で掲げた「医薬品ネットワークの拡大」と「地域薬局機能の充実」を追求しながら、2018年4月に予定される次期薬価・調剤報酬改定への備えを進めてまいります。
 医薬品等ネットワーク事業については、パートナー企業との連携や、昨年特許を取得したデッドストックエクスチェンジサービス等の付加価値あるサービスを強化しながら、加盟店舗獲得のスピードを更に引き上げ、中期経営計画の目標である2,200件の実現を図ります。調剤薬局事業については、栄養士による栄養相談、OTC・健康食品の充実、ヨガ等の運動プログラムの提供など、かかりつけ機能を充実させることを通じて処方箋応需枚数の増加を図りつつ、地域住民の健康サポートに貢献してまいります。サービス付き高齢者向け住宅については、昨年5月に開業した大阪の「ウィステリア千里中央」の営業活動に注力し入居を進める他、2018年11月に札幌にて開業予定の「ウィステリア南1条(仮称)」の営業を開始し、開業準備を進めてまいります。
 業績予想については、売上高95,000百万円(前期比6.9%増)、営業利益3,100百万円(同46.7%増)、経営利益3,000百万円(同42.2%増)、当期純利益※1,000百万円(同74.9%増)と第四次中期経営計画の目標値を下回る内容となっておりますが、上記各施策並びに2016年12月に公表したグループ組織再編により事業基盤の強化と効率化を進め、業績予想の着実な実現を目指してまいります。
 当社は、今後も地域医療を支え、真に国民から必要とされる医療・介護を提供する会社として、一層の発展を目指し、全社員一丸となって努力してまいりますので、ご支援及びご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

※親会社株主に帰属する当期純利益

2017年5月12日田尻 稲雄

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